どの営業マンを選ぶ【3】

Bの営業マンに対して、サービス工場の不安さを指摘する声はあっても「一発交渉」には好感を持っている人も多いようです。

Bはかなり不器用な雰囲気で、口数も少ないという営業マン。

長い商談は苦手だからということで、一発で限界の値引きを提示し、中古車が勝てないほどの値段だった。

商品知識に関しては薄いがサービス工場とディーラーは雑な印象。

このような人物像ということですが、自社の車の商品知識がないというところでアウトです。

通常の私であれば「最終決済」の値引きを一番初めにドンと出すという姿勢は、割と嫌いではありません。

しかし車はアフターが大事な買い物ですよね。

アフター付きで新車は考えなければなりません。

「サービス工場とディーラーは雑な印象」という時点で、すでにアフターに自信がないから大安売りとしか考えられないのです。

本当に自社の商品を買ってもらいたいと思っている営業マンは、車業界に限らず勉強をしています。

それが出来ない営業マンというのは、あまり向上心があるとは思えません。

口下手が誠意がある現れなのか、愚鈍なのか、ここって微妙ですよね。

しかし好感を持つ人もいるようで、その意見を見てみましょう。

フィットハイブリッド値引き

Bの人への評価

Bに対して高評価を持っている人のご意見には、サービス工場の頼りなさなどについて「国産車は故障自体が保障期間中にはないと考えられるので、あまり関係ない」とした上で、「一発で安い値段を出したならここで決める」というものがありました。

しかし商品説明が出来ないという事への不満の声も大きく、プロとしての意識がなさすぎるというものでした。

この自動車ディーラーが、「一体どこなのかな?」というのは何となく予想がつきますが、国産車でそこまで悪い車がないというのが現状ではないでしょうか。

どんなスペックのものを買うのかということよりも、「安い車がほしい」「大きく値引きする車で決める」という意識の潜在的購買者であるならば、私はこれでもいいのかなと思ったりもします。

しかしもし仮にこれが何かしらのコダワリがあって、とある車のイメージが念頭にあるようなお客に、そちらに向いている購買欲をひっくり返してこちらに向かせるというパンチ力もなければ、その営業マン自体そのツモリもないでしょう。

この営業マンが嗅ぎ分けたのは、「この人は欲しい車があるお客ではない」ということと、「安ければ買う可能性がある」ということです。

値段で食いついてくるかもしれないよという、勘働きがあったと思います。

私はといえば、この車は多分好きではないので、当然値引きをされても買いません。